
皆さんMVNEってご存じですか?
Mobile Virtual Network Enablerの略で、仮想移動体サービス事業の支援者、という意味です。
MVNOという略語は耳にされたことはあると思います。Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体サービス事業者です。MVNEはこの事業者を助ける役目を負っています。
MNOとはMobile Network Operatorの略で回線を提供する会社のことを指します。
LINEモバイルにとってのMVNEはどの会社なのか等、詳細にご説明いたします。
回線を提供するのは日本の大手三社のみ
MNO=携帯ネットワーク回線事業者はdocomo,auとSoftBankの3社です。
LINEモバイルはdocomoと提携しMVNO=仮想移動体サービス事業者として名乗りを上げました。そして、LINEモバイルが打ち出したカウントフリーという業界唯一のサービスを実現したのがMVNE=仮想移動体サービス事業支援者でした。
では、このMVNEの役割を担ったのはどの会社なのか?
答えは、NTTコミュニケーションズでした。
NTTコミュニケーションズは他の格安SIMも支援しています
NTTコミュニケーションズはLINEモバイル以外にもOCNモバイルONE、ぷららモバイルLTE、NifMo@Nifty、ASAHIネットLTEなどの格安SIMも支援しています。
LINEモバイルがなぜNTTコミュニケーションズをMVNEとして提携することになったのか。それは、LINEモバイルが提供するカウントフリーという特殊なシステムが必要とした高い技術でした。
また高速通信を維持するためのインフラ整備を行う上でも、NTTコミュニケーションズの存在は欠かせません。
かみ砕いてお話しましょう
LINEモバイルの「カウントフリー機能」はLINEを含む主要SNSのデータ通信をすべて無料にするという素晴らしいサービスです。この機能を実現するために、LINEモバイルはNTTコミュニケーションズの高い技術力に委ねる事にしました。
NTTコミュニケーションズは「050 Plus」など050番という番号を配布することで、データ通信上で音声通話が可能なシステムを実現していますが、「050 Plus」で利用されたデータがパケット消費しないように「判別」する技術を持っています。
カウントフリーもこの技術の恩恵にあずかっているということになります。
またLINEには他にもたくさんのサービスがありLINEアプリ以外のアプリが使用するデータを判別する必要もあります。LINEに関係する通信がすべて漏れなくデータのカウントから外すという事が大変困難でした。
高度な技術力をもった大変評判の良いMVNEと、docomoの回線という大変安定したMVOで格安SIMサービスを提供しているLINEモバイルが、常に爆速を維持している理由がここにあります。
回線の品質を維持するのはMVNEの役目
docomo回線を利用し、回線を提供しているLINEモバイル(MVNO)は大変安定した高速回線を維持していますし、顧客満足度は大変高く評判が良いのです。
その大きな理由にはMVNEであるNTTコミュニケーションズの設備を経由しているからです。
MVNEの回線そのものが高速で安定していないとLINEモバイルのような格安SIMのユーザー影響が出ます。
NTTコミュニケーションズは大変評判の良いMVNEで、通信速度は安定かつ高速を維持しています。他社で例をあげるとb-mobileやfreebit、またIIJなどは通信速度が遅いという話をよくききます。
ほぼ同じような価格帯で競争をしている格安SIMですが、
LINEモバイルのカウントフリー機能、安定した高速回線は大変魅力的だと思います。
参考になれば幸いです!
LINEモバイルへ申し込む方法まとめ
[…] 【知識】MVNEって何?LINEモバイルはどこに属してる? […]
[…] 【知識】MVNEって何?LINEモバイルはどこに属してる? […]